静かに傾く 当日の様子

「棒の手」及びフィジカルな現象(身体)を〈言葉〉と共に次の時代に引き継ぐことを目的にします。「棒の手」の実技と解説。伝統や伝承を、一般の人に近づける為、さまざまな名著を通し考え方や知見を、「100分de名著」を担当されてきた秋満吉彦氏からお聞かせいただきました。
また、なかなか聞くことのない愛知ゆかりの秘曲「津島」も上演いたしました。

「棒の手」/ルーツ・解説

講師・伝承文化研究センター 林和利所長

資料映像:狂言「棒縛」(映像出演 野村万作・萬斎)
日本の芸能史における「棒の手」の展開と、芸能を身近にすることの楽しさをお伝えいただきました。

林先生と、鎌田流9代目宗家 深田 志保さんの対談

鎌田流「棒の手」実演

講演/「名著から読み解く〈心身の技芸〉と〈文化伝承〉

講演/「名著から読み解く〈心身の技芸〉と〈文化伝承〉

講師・秋満吉彦 NHK「100分de名著」プロデューサーをお迎えして、
地域で培われてきた伝統芸能に秘められた〈心身の技芸〉。そこにはどんな奥深い知恵が眠っているのか。そして、私たちは、その奥深い文化をどう伝承していけばよいのか。岡倉天心「茶の本」、「荘子」、「平家物語」といった古典の名著や、研究書「信長・秀吉・家康が遺したもの桃山の美とこころ」から、朗読を交え、さまざまなヒントを読み解いていただきました。

こちらから映像をご覧いただけます

地域にゆかりの秘曲 一管『津島』一噌 幸弘

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